統計の基礎知識
1 統計とは 一定の条件(時間、空間、標識)で定められた集団について調べた(あるいは集めた)結果を、集計・加工して得られた数値です。
2 統計の種類 (1) 作成過程の違いによる分類 @ 第1次統計(基礎統計)・・・統計調査によって作成された統計 ・第1義統計(調査統計)・・・調査対象になったものに直接アクセスして集 【 例:国勢調査、経済センサス、農林業センサスなど 】 ・第2義統計(業務統計)・・・行政上の資料として届出又は報告されたもの 【 例:人口動態調査、登録外国人統計調査、建築着工統計調査など 】 A 第2次統計(加工統計)・・・基礎統計を組み合わせて加工・演算して統計 (2) 統計データの性格や統計分析の重点による分類 @ ・静態(ストック)統計・・・ある一時点における調査対象数の現在高を示す ・動態(フロー)
統計・・・一定期間内における調査対象数の変化量を示す A ・時系列統計・・・月、四半期、年単位などに並べられた統計 ・横断面統計・・・時点もしくは期間を固定し、複数の地域、あるいは構造に関する統計
3 統計調査の法律上の分類 (1) 基幹統計調査・・・最も重要な統計調査と位置づけられるもので、総務大臣が指定したもの (2) 一般統計調査・・・国の行政機関が行う統計調査のうち基幹統計調査以外のもので総務大臣の承認を受けたもの (3)
地方公共団体又は独立行政法人等が行う統計調査・・・
4 「統計法」 こちらをクリックしてください。総務省ホームページへリンクします。
5 基幹統計一覧 こちらをクリックしてください。総務省ホームページへリンクします。
6 統計調査の方法 ・全数調査・・・悉皆調査ともいい、調査対象となる全てを調査 ・標本調査・・・抽出調査ともいい、調査対象の一部を抜き出して調査し、その結果から全体を推定
7 市が実施する主な統計調査の概要 |
統計調査の名称 | 所管 | 根拠法令 |
調査の目的 |
周期 |
調査期日 | 調査対象 |
学校基本調査 | 文部科学省 | 統計法 基幹統計 |
学校に関する基本的事項を明らかにする。 | 毎年 | 5月1日 | 学校・ 教育委員会 |
国勢調査 | 総務省 | 統計法 基幹統計 |
国内の人口や世帯の状況を明らかにする。 | 5年毎 | 10月1日 | 全世帯 |
住宅・土地統計調査 | 総務省 | 統計法 基幹統計 |
建物や土地、住宅等に居住している世帯の実態を明らかにする。 | 5年毎 | 10月1日 | 標本調査 |
住宅・土地統計調査 単位区設定 |
総務省 | 統計法 基幹統計 |
住宅・土地統計調査の実施に向けて、調査員が担当する調査区域を明確にする。 | 5年毎 | 2月1日 | 国勢調査区より選定された調査区 |
就業構造基本調査 | 総務省 | 統計法 基幹統計 |
就業・不就業の実態を明らかにする。 | 5年毎 | 10月1日 | 標本調査 |
商業統計調査 | 経済産業省 | 統計法 基幹統計 |
商業(卸・小売業)の実態(従業者数、販売額等)を明らかにする。 | 5年毎 | 6月1日 | 卸売業・小売業を営む事業所 |
経済センサス 〜基礎調査〜 |
総務省 経済産業省 |
統計法 基幹統計 |
事業所及び企業の基礎的な経済活動の状態を調査し、産業構造を明らかにする経済構造統計の作成、並びに各種統計調査実施のための母集団情報を整備する。 | 5年毎 | 7月1日 | 事業所及び 企業 |
経済センサス 〜活動調査〜 |
総務省 経済産業省 |
統計法 基幹統計 |
事業所及び企業の経済活動の実態を全国的及び地域別に明らかにし、各種統計調査の精度向上に資する母集団情報を得る。 | 5年毎 | 6月1日 | 事業所及び 企業 |
全国消費実態 調査 |
総務省 | 統計法 基幹統計 |
家計の収入及び貯蓄・負債、耐久消費財、住宅・宅地など家計資産を調査し、世帯の消費・所得・資産に係る水準、構造、分布などの実態を把握する。 | 5年毎 | 9月1日〜 11月30日 |
標本調査 |
農林業 センサス |
農林水産省 | 統計法 基幹統計 |
農林業の生産構造、就業構造を明らかにする。 | 5年毎 | 2月1日 | 全農林家 |
工業統計調査 | 経済産業省 | 統計法 基幹統計 |
工業(製造業)の実態(従業者数、出荷額等)を明らかにする。 | 毎年 |
6月1日 |
製造業を営む事業所 |
国勢調査 調査区設定 |
総務省 | 統計法 | 国勢調査の実施に向けて、調査員の活動単位となる人口及び人口の異動状況を明らかにする。 | 5年毎 | 10月1日 | 全調査区 |
人口動向調査 | 愛知県 | 愛知県 統計調査 条例 |
人口及び人口の異動状況を明らかにする。 | 毎年 | 毎月 | 県下市区町村 |
市民所得推計 | 愛知県 | − | 市町村民経済の規模、構造及び市町村民の所得水準を明らかにする。 | 毎年 | 4月〜9月 | 統計業務資料 |
〒444−8601 岡崎市十王町二丁目9番地 |
岡崎市 総合政策部 企画課 企画2係 |
電話 0564-23-6032 / FAX 0564-23-6229 |