○岡崎市消防本部等電子署名規程
令和6年3月29日
消防本部訓令第3号
(趣旨)
第1条 この訓令は、消防本部等における電子署名並びに電子署名を付するに当たり使用する鍵情報等の管理及び使用について必要な事項を定めるものとする。
(1) 電子署名 電子署名及び認証業務に関する法律(平成12年法律第102号)第2条第1項に規定する電子署名をいう。
(3) 組織認証局 地方公共団体組織認証基盤(地方公共団体が、国又は他の地方公共団体との間で交換する電磁的記録が真正なものであることを認証するための基盤をいう。)における認証の機関をいう。
(4) 職署名符号 職にかかる電子署名を付するために用いる符号をいう。
(5) 電子署名カード 半導体集積回路を一体として組み込んだカード(第5条第1項において「ICカード」という。)であって、職署名符号を記録した電磁的記録方式による記録媒体をいう。
(6) 鍵情報等 電子署名を付するために用いる職署名符号及び電子署名カードをいう。
(電子署名の職署名)
第3条 電子文書を施行するために必要な電子署名の職署名は、消防長署名とする。
(電子署名)
第4条 電子署名は、組織認証局が発行する鍵情報等を使用して付するものとする。
(電子署名カード)
第5条 総務課長は、電子署名カードの交付を受けようとするときは、電子署名カード用のICカードを添えて書面により市長の補助機関に申請しなければならない。電子署名カードを更新しようとするときも、同様とする。
2 総務課長は、電子署名カードを交付されたときは、当該電子署名カードを管理台帳に登録しなければならない。
(鍵情報等の管理)
第6条 総務課長は、鍵情報等の保管及び使用の管理を行うものとする。
2 文書取扱主任者(岡崎市消防本部等文書取扱規程(令和5年岡崎市消防本部訓令第1号)第7条第1項の文書取扱主任者をいう。次項及び次条において同じ。)は、総務課長の指示により鍵情報等の保管、使用その他電子署名に関する事務を行う。
3 文書取扱主任者は、鍵情報等の破損、紛失、盗難、不正使用等の事故又は執務場所以外への持ち出しがないよう必要な措置を講じなければならない。
(電子署名の実施)
第7条 電子署名を付そうとする者は、当該電子署名を付そうとする電子文書に決裁済文書又は証拠書類を添えて、文書取扱主任者の審査を受けなければならない。
2 文書取扱主任者は、前項の規定による審査の結果、電子署名を付することが適当であると認めたときは、電子署名を付そうとする者に電子署名使用簿に所要事項を記載させた後、電子文書の発信者の職に係る電子署名を付するものとする。
3 文書取扱主任者が不在の場合は、総務課長があらかじめ指名する者に鍵情報等を使用させることができる。
(職務代理等の場合の電子署名)
第8条 消防長に事故がある場合又は欠けた場合であって、消防次長その他の職員がその職務を代理するときに使用する電子署名カードは、消防長の電子署名カードとする。
(電子署名カードの廃止)
第9条 総務課長は、電子署名カードを廃止しようとするときは、保管していた電子署名カードを添えて書面により市長の補助機関に申請しなければならない。
2 総務課長は、次の各号のいずれかに該当するときは、直ちに電子署名カードの廃止を市長の補助機関に申請しなければならない。
(1) 電子署名カードについて盗難、紛失その他の事故があったとき。
(2) 職署名符号が漏えいしたとき。
(3) 前2号に掲げるもののほか、電子署名カードが不正に使用され、又は不正に使用され得る状態となったとき。
(委任)
第10条 この訓令の施行に関し必要な事項は、総務課長が別に定める。
附則
(施行期日)
1 この訓令は、令和6年4月1日から施行する。
(岡崎市消防本部等文書取扱規程の一部改正)
2 岡崎市消防本部等文書取扱規程(令和5年岡崎市消防本部訓令第1号)の一部を次のように改正する。
〔次のよう〕略